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ドラマ及び映画「SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係」でより一段と脚光を浴びるようになった(これまでにもSPを取り扱った作品はあったので)、セキュリティポリス (Security Police,SP) とは、日本の警視庁警備部警護課で、要人警護任務に従事する専従警察官のことです。本来英語で、「Security Police」は「公安警察」を意味しますが、日本の警察では、公安とは別個に、警視庁警備部警護課において、要人警護任務に従事する警察官のことを意味します。


また、アメリカ合衆国では、国土安全保障省のシークレットサービス(ケヴィン・コスナー主演の映画「ボディ・ガード」の主人公が元シークレットサービスという設定でした)が大統領などの要人警護を行っていますが、米国のシークレットサービスは、要人警護のみならず、マネーロンダリング関連の詐欺事件や偽札事件やコンピュータ犯罪の捜査も任務とする法執行機関であるという差異があります。これはシークレットサービスの沿革に由来するものです。


日本のSPは、1975年に三木武夫内閣総理大臣が、佐藤栄作元首相国民葬会場において大日本愛国党が差し向けてきた暴漢に襲われ負傷した事(三木首相殴打事件)がきっかけで設置されました。


それ以前の日本の要人警護は、通常の警備部隊員が、いわば物陰から目立たないように警護するを由とし、「忍者のごとく」と言われていたこともありました。しかし、上記の三木首相殴打事件を契機に警護していることを外観的に示しながら警護すべきあると方針転換がなされたわけですが、それでも、SPは「動く壁」と言われるように、SPの任務は被疑者の検挙よりも、要人の警護があくまでも要諦とされています・・・ドラマのSPは、ドラマでも描写されるように、V6の岡田准一さんが演じる井上薫は異端中の異端と言うわけですが(笑)。


SPの資格条件は、身長173cm以上(・・・ということはドラマの岡田准一さん演じる井上薫や真木よう子さん演じる笹本絵理は条件を欠くことになります(笑))、術科(柔剣道)3段以上、射撃上級など、ある程度の条件を満たした巡査部長("長"とは言っても「巡査」に次ぐ下から2番目の階級ですが・・・ノンキャリアは巡査部長より上に行くのが大変なのです。警察官の階級は9段階に分かれ[巡査と巡査部長の間の巡査長という指導係員を入れれば10段階]、下から、①巡査、②巡査部長、③警部補、④警部、⑤警視、⑥警視正、⑦警視長、⑧警視監、⑨警視総監となります)以上の警察官であることが必須条件とされています。その条件を満たした者たちの中で、部署の上司などからから推薦を受けた候補者が、3ヶ月間の特殊な訓練を受け、その厳しい競争を最後まで勝ち抜いた優秀な者のみがSPとして任命されます。また、メガネの着用も認められていないので、ドラマのSPの松尾諭さんが演じる山本隆文のようなSPもいないということになります(笑)。

逮捕・格闘術、拳銃操法(25m先の直径10cmの的に、10秒以内に5発以上命中させられる事)、強靭な体力・精神力が求められ、また、同僚との協調性、自制心、自己管理能力、法令遵守の精神、礼儀作法、自己犠牲の精神…などの人間性なども問われる職種とされています。

 射撃に関しての技術は、一般の警察官に比べ優秀とされ、SPは、一般の警察官の射撃レベルをはるかに超えるとされています。ドラマや小説の影響で、私服警察官(いわゆる「刑事」)も射撃に長けていると思われがちですが、実際にはその技量でSPに並ぶものは多くなく、SAT(特殊強襲隊)、SIT(刑事部捜査第一課特殊捜査係)などは除けば、制服警察官との間に大差は無いとされています。もっとも、一部の報道機関のニュース映像によれば、一般の警察官と同じく、自らは移動せず、自らは静止したまま、射撃の素早さと精密さを鍛える訓練が主とのことだそうです。この辺は、SATとは異なるところでしょう(当然、移動射撃もプログラムに組み込まれています)。


さて、射撃の話をした以上は、SPが装備する制式拳銃(ところで、拳銃の「拳」の字及び呼称はマスコミでは制限用語とされているので、「けん」とひらがなで書いたり、「小銃」と呼んだりします。欧米でピストルをハンドガンと呼ぶことがあるのと同様です。)が気になるところです。ドラマでSPに扮する皆様が構える拳銃や実際のSPの制式拳銃は何なんでしょうか???


 「尾形さん、銃を捨てて下さい!」(by  岡田准一さん演じる井上薫) ドラマのDVDの特典映像で岡田准一さんが紹介していましたが、「SIG SAUER(シグ・ザウエル) P230JP」("JP"とは日本警察仕様のこと)を使用しています。実際の警察、私服警官などでも、1995年ころから導入が始まったとされています。日本警察と言えば、今でも、制服警官の制式拳銃であるニューナンブ38口径のような、リヴォルヴァー(回転弾装式拳銃)から、オートマチック(自動拳銃)化の波は進んでいるようです(下の画像がP230JP)。 
 引き金と撃鉄をロックするマニュアルセフティや、グリップの下部の紛失盗難防止用のランヤードを装着する為のランヤードリンググリップがオリジナルのP230に追加されているのが特徴です。

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もっとも、"制式拳銃"とはいっても、ある程度の裁量は認められているようで(日本の"お役所"にしては珍しい話だ)、007/ジェームス・ボンドよろしく、ワルサーPPK/Sを使用している警察官もいるようです(下の画像)


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上記の2つの銃の銃弾は、P230が.32ACPを使用し、PPK/Sが7.65ミリ弾を使用します。両銃はホルスターを共用できたりすると言う利点もあります。しかし、.32ACPにしろ、7.65ミリ弾にしろ、9ミリ・パラベラム弾が主流となっている世界の警察の潮流からは非力の感もぬぐえませんん。現に、公開演習では、SPが9ミリ・パラベラム弾を使用するグロックを携帯していたのが目撃されています(下の画像はグロック17)。
 グロック17は、私自身、海外で実銃を撃ったことがありますが、アメリカ陸軍制式拳銃ベレッタM92F(アメリカの多くの警察でも採用されています。この銃も撃ったことがあります)よりも打ちやすく、高い集弾性能と命中率が両立している傑作銃です。銃フレームの大部分にポリマー樹脂を使った革新的な銃でもあります("初"ではありません。初のポリマー銃はH&K(ヘッケラー&コッホ)VP70です。それから、「ダイハード2」にあった「空港のⅩ線検査にも映らない」というのはウソです。バレルほかの金属パーツが映りますし、最近のモデルはポリマー部分にも金属粉が混入されています)。

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ちなみに、上記の3つの銃は、トイガンとはいえ、お恥ずかしながら、全て、私のプライベート・コレクションです!(失笑) なんちゅう、ヲタク弁護士なんでしょう(自分で言うな)。別に自慢がしたかったわけでもないですよ、一応、言わせていただければ。





... 続きを読むでは、愛しの"あのお方"に焦点を当てて、お・楽・し・み、ということで(笑)。
 


SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOXSP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX
(2008/07/02)
岡田准一、堤真一、真木よう子 他

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テレビ放映時(2007年11月~2008年1月)では、各放映ごとにバラバラだったのを、事件ごとに各々のエピソード化をしたものです。個人的には、井上と笹本が手術中の要人を警護している病院がテロリストに占拠される、Episode II が一番好きです。

(自分の生存率は)「今は何パーセントぐらいよ?」

とテロリストに言い放って、消火器でテロリストの頭を殴って(!)、一撃悶絶させる、真木よう子さん演じる笹本の男っぷりが楽しめます(笑)。また、最終回のEpisode IV では、射撃の元オリンピック候補選手という設定が発揮されて、不審者を一撃でしとめて見せたりもしてくれます。



SP 野望篇 DVD特別版SP 野望篇 DVD特別版
(2011/04/16)
岡田准一、堤真一、真木よう子 他

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 TV版で、最大のなぞとして残された伏線である、堤真一さん演じる尾形係長の「大義のためだ」という意味が、ついに、明らかにされようとする作品です。尾形係長はSPのあり方を変えることが望みだったのではなく、平和ボケの日本のあり方そのものを変革させるとてつもない、「野望」を持っていたことが明らかになります。
 岡田准一さんも体当たりのアクションで(ありきたりの表現でスミマセン)、「壁走り」などを披露しています。実際にやってみれば如何に難しいかわかるはずです(良いコはマネしちゃダメだよ)。

SP 革命前日 [DVD]SP 革命前日 [DVD]
(2011/08/26)
岡田准一、堤真一、真木よう子 他

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 革命篇の上映開始にあわせて、TVでスペシャル篇として放映された、革命篇にいたる直前のエピソードとして新規撮影された部分がDVD化されることになりました。
 第四係の休日も描かれ、4人のSPそれぞれの個性が現れた(笑)、私服姿も初めて登場します。井上と笹本が大仏を見に行ったりバッティングセンターに行ったりしたのが笑えました。



SP 革命篇 DVD特別版SP 革命篇 DVD特別版
(2011/08/26)
岡田准一、堤真一、真木よう子、香川照之 他

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 いよいよ、尾形係長は、「野望」を「革命」として、発動させました。尾形係長と新第四係のSPたちは、内閣不信任案が議論されている、国会議事堂衆院棟を占拠し、テロリストを導きいれ、一気に騒擾状態が生じます。
 井上ら「旧」第四係のSPは、国会議事堂で武装が許されているのはSPのみであることを利用して、国会議事堂の衆院議事堂に突入します。そこでの、新旧第四係のSP対決(?)も見物です。特に、女性SP同士の戦いは、「キャット・ファイトみたいにならないようにする」というコンセプトで撮影されたそうですが、やはり・・・(略)。


全ての伏線が収束して、SPシリーズが完結します。





UU 笹本絵里メディコムトイ アルティメットユニゾン SP 真木よう子 a.k.a. 笹本絵里
(2011/05/29)
メディコム・トイ

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 何と、こんな、着衣式間接可動型フィギュアまで発売されています(笑)。
 手にした方はわかるでしょうが(笑笑)、フェイスは良く似ています。まぁ、少々、おすましというか、こわもて気味かなとも思いますが、やっぱり、真木よう子さんによく似てます。小道具(SPバッジ、無線機、P230拳銃、手錠、特殊警棒 etc.)もよくできています。着衣もスケール感を損なわない高度な縫製です。
 お人形、もとい、このような着衣式フィギュアで男が考えることは一つですが、どうなっているかは教えてあげません(笑。美少女ターミネーターのトピック 以来の記述だ)。ただ、やや、期待に沿うものではなかったと言っておきましょう(笑笑笑)。




 


 愛しのあの方といえば、「SP 警視庁警備部警護課第四係」のヒロイン(?)にして、容姿端麗でクールな男勝りの情熱家の警護課第四係の紅一点である「笹本絵理」(意外と可愛いファーストネームなんですね。(笑))を演じる、「真木よう子」さんでしょう(笑)。 1982年(昭和57年)10月15日千葉県印西市生まれの女優さんで、惜しくも(?)、ご結婚されていますが、一児の母にして、あの美貌とプロポーションは特筆モノでしょう。
 SPや映画フライングラビッツのように眼力の強い容姿端麗さを生かした男勝りな勝気な役が多い印象もありますが、「龍馬伝」のような日本情緒あふれる可憐な役や、「ベロニカは死ぬことにした」のような繊細な演技もできる、役どころの広い、実力派女優の一人といってよいでしょう。今後の活躍にますます期待したいところです。




monthly_yoko_maki.jpg 月刊 真木よう子 (SHINCHO MOOK 87)
(2007/02/13)
藤代 冥砂

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 おそらく、真木よう子さんの最も大胆な写真集で、「お宝」です。amazonでもヤフオクでもとんでもない価格で取引されています。
 身長160センチにして、あまりにもアンバランスなくらい、ふくよかな*○ッ○の***が魅惑的です。


週刊真木よう子公式本 (Gakken Mook)週刊真木よう子公式本 (Gakken Mook)
(2008/09/20)
不明

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髪の長い真木よう子さんが今見ると新鮮な写真集です。ワイルド風な写真が中心に構成されています。


お龍 真木よう子写真集


お龍 真木よう子写真集

(2010/09/22)
白川 青史

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 こちらは、打って変わって、しっとりとした日本女性を体現した真木よう子さんを堪能できる写真集です。
 しかし、お龍さんと言えば、寺田屋事件で、龍馬の危機を風呂場から襦袢一枚羽織って龍馬に危機を伝えに駆けつけたという逸話が残っていますが(逸話である以上どこまで本当か分かりませんが)、先のNHK大河ドラマでの描写はやや不完全燃焼だったのが残念だったかもしれません。

NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―4(FINAL SEASON) [DVD]

NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―4(FINAL SEASON) [DVD]

(2011/03/25)
福山雅治、香川照之 他

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竜馬の妻として、お龍に扮する真木よう子さんが登場するDVDボックスです。「篤姫」以来、「龍馬伝」は久々にヒットしたNHK大河ドラマでしたね(別に現在の「江」や来年の「平清盛」をどうこういうつもりはありませんが)。

ベロニカは死ぬことにした [DVD]ベロニカは死ぬことにした [DVD]
(2006/09/22)
真木よう子、イ・ワン 他

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2009年公開のアメリカ映画「ベロニカは死ぬことにした」(原題:Veronika Decides to Die)の、邦画リメイク映画です。映画自体のできとしては佳作といった程度ですが、映画業界のお約束の言葉で言うなら(笑)、「真木よう子、体当たり演技」「真木よう子、演技開眼、一皮向けた」が鑑賞できる作品でもあります。


ベロニカは死ぬことにした [DVD]ベロニカは死ぬことにした [DVD]
(2010/04/23)
サラ・ミシェル・ゲラー、ジョナサン・タッカー 他

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これが、上記の邦画「ベロニカは死ぬことにした」のオリジナルです。


フライング☆ラビッツ [DVD]フライング☆ラビッツ [DVD]
(2009/02/13)
石原さとみ、真木よう子 他

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フライングラビッツは日本航空の実在の実業団バスケットボール部"でした"。過去形になっているのは、日本航空の民事再生申立てにより、廃部となってしまったからです。しかし、本作では、活動中だったフライングラビッツに誤って入部した石原さとみさん演じる主人公の奮闘を描くとともに、そのチームメートである真木よう子さんが存在感を発揮しています。


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