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普通の一般の「個人」にとりましては、弁護士や様々な法律問題と縁のない平穏な社会生活を過ごされることが何よりも最高の幸福です。


しかしながら、誠に残念ながら、厳しい現代社会においては、民事又は刑事を問わず、加害者であれ被害者であれ、各種取引や、債務整理問題、複雑なお身内の問題に起因する家事問題をはじめとして、深刻な法律問題に直面することが残念ながら不可避な社会状況となっています。



しかし、そのような場合に法律事務所に赴いて有料の法律相談料を支払って弁護士と相談しようと考える方はまだまだ少数のようです。



誠に残念ながら、そのような場合に、民事不介入を原則に掲げる警察に駆け込んだり、お住まいのご地元のいわゆる名士や政治家の方々や役所に陳情したり、下手をすると事件屋や暴力団(ヤクザ)に頼むのは論外としても、各種消費者団体のほか、各種公的機関の無料相談の類を利用する方がまだまだ多いようです(失礼ながら言わせていただければ、「無料」、すなわち「安かろう悪かろう」です。)。



しかし、それでは、お身内の方のみならず、とりわけ第三者や企業や官公庁を相手として、皆様ご自身で各種法律問題の解決を図るのは著しく困難なのが現状です。皆様の生活を悩ませる法的トラブルを適切に解決できるのは、弁護士が最善であり、しかるべき弁護士報酬を負担していただいてもいち早く弁護士に委任するのがトラブル解決の早道です。



ところが、なかなか弁護士に依頼しない理由としてよく語られるのは「弁護士は敷居が高い」という決まり文句です。これは誤った偏見です。弁護士も普通の人間ですし弁護士もサービス業ですから特別に皆様より視線を高くして接することはなく「依頼者はお客様」です。また、弁護士報酬の体系もウェブサイトなどで明らかにしている法律事務所も増えてきました。




私の意見としては、日本人が法的トラブルに直面したときに適切に弁護士を利用するという発想がないのは、義務教育でそのようなことを児童・生徒に教えないという教育の欠落にあると考えています。私が小中学生の時には「道徳」の時間、今は「生活科」でしょうか?・・・そのような生活一般の教育で、法的トラブルに巻き込まれた家庭のお父さんが「よし、弁護士さんに相談しよう」「でも、お父さん、弁護士の知り合いなんているの?」 (以下①または②) ①「お父さんの学生時代の知り合いで弁護士をしている人がいるからその人に訊ねてみよう」 ②「法テラス という国の機関で法律相談を受けてみよう」 というエピソードを入れて、法的問題が無事に解決という「教育」を行えばすむ話です。



批判を覚悟して言いますが、「国民と弁護士との距離が遠い」という問題を「弁護士は敷居が高い」などという決まり文句で弁護士サイドのみの責任にされている現状に私は疑問を感じています。



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