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高嶋政伸さん「殺される…芸能生活なげうっても離婚」 美元さんの“異常行動”暴露
2012.6.2 07:48  サンケイスポーツ(一部改め)

 俳優、高嶋政伸さん(45)と妻のモデル、美元さん(みをん=32)の離婚裁判の本人尋問(⇒"本人尋問"というのは証人尋問の一種で下記で説明します)が2012年6月1日(金)、東京家庭裁判所で行われ、2人が出廷。高嶋さんの訴えから1年3カ月で初の"直接対決"を迎えた。高嶋さんは美元さんの異常行動を具体的に挙げて、「殺されるかと思った。25年の芸能生活をなげうっても離婚したい」と主張し、一切視線を合わせず。それに対して美元さんは、寂しげな表情で高嶋さんを終始見つめ、「久しぶりに会えてうれしい。離婚したくない」と訴え、まったく主張がかみ合わなかった。


■“異常行動”

 初の"直接対決"となった離婚裁判で、高嶋さんは妻、美元さんの"異常行動"を次々と暴露した。「離婚はしたくない」と訴える美元さんとの、あまりにかけ離れた考え方の違いが浮き彫りとなった。

 結婚生活で常に睡眠薬や精神安定剤を服用していたという高嶋さんは「被告はストレスの原因で恐怖の対象だった」と言い放ち、約2年の結婚生活で美元さんの機嫌がよかったのは「10日ぐらい」と断言。ストレスにさらされる恐怖から別居を決意した経緯を詳細に明かした。


■自殺して幽霊で出てきたのか?

 別居してからは、美元さんの"ストーカー行為"に悩まされたとも語った。なかでも、仕事で訪れた京都のホテルでの"事件"は圧巻だった。

 高嶋さんは「夜寝ていたら人の気配を感じて。目を開けたら、被告が自分の手を握ってベッドに座っていたんです。最初は被告が自殺して幽霊で出てきたのかと思い、腰が抜けた」と振り返り、「被告に『なぜここが分かった?』と聞いたら、『夢のお告げ』と答えた」と生々しく語った。

 さらに、美元さんの金銭感覚にも言及。10年5月、弁護士の指示で生活費を30万円から50万円に上げた際、「被告からそれでも足りない。生活費は100万円で、小遣いは9万円。『私は(月に)109万円必要な女』と言われた」と常軌を逸した浪費家だったことを強調した。

 また、美元さんがテレビ番組で「高嶋家に伝わるカレー」を紹介し、出演者に振る舞ったことに対しても、「あんなカレー、見たことない! 高嶋家を語ってほしくない」と怒りをこらえて発言。美元さんの行動すべてを嫌がっているようだった。


●高嶋政伸さん&美元さん"直接対決" 板倉教授「夫婦関係は完全に破綻」

 日大名誉教授の板倉宏氏(78:同氏のご専門は「刑事法」ですが、広く法律問題に関するコメントをメディアから求められていますね)は、「今回のケースは離婚が認められるでしょう。高嶋さんは、『毎日ビクビクしていた』『結婚生活で、10日くらいしか被告の気分のいい日はなかった』と、美元さんと一緒にいると、常に耐えがたいストレスを感じていた。この場合、到底、結婚生活が続くとは考えられず、夫婦関係は完全に破綻している。DVの証拠として美元さんが提出した録音データが暴力の証拠として採用されるかどうかは、離婚が認められるかには影響がなく、いずれにしても婚姻関係を継続することは難しいと判断されるでしょう」と語った。


 上記の「本人尋問」とは、民事事件において、我々、法曹界の人間が人証(にんしょう)と呼ぶ証人尋問のうち、原告と被告の本人が証人尋問に立つことを言います。 訴状、答弁書、準備書面などの"書面応酬"で主張をぶつけ合って、訴訟上の和解の協議をしてもまとまらなかった場合に、判決に向けて行われる、民事訴訟における証拠調べのクライマックスとも言えます。


 参考までに、刑事事件では、被告人には黙秘権が保障されているので証言義務を前提とした「被告人尋問」などという手続は無く、被告人本人に対して弁護人と検察官が問いただす手続は「被告人質問」と言います。司法試験受験者は常識レベルの知識なのでお間違いのなきよう(笑)。


 我々の生活を主に律する「民法」は、「財産法」(そういう名前の法律があるわけではなく分野を示す言い方です)と「家族法」(左記同様)に分かれます。さらに、「家族法」は、「親族法」(左記同様)と「相続法」(左記同様)に分かれます。「親族法」は、婚姻関係や親子関係や養子関係などを定め、「相続法」はまさしく相続や遺言について定めています。

 いかなる民事事件も裁判になるくらいの事案は相当こじれているのが通常ですが、家族法を扱う家事事件は、夫婦、親子、兄弟、養子、愛人その他利害関係人が跳梁跋扈して収拾がつかないくらい泥沼化しているケースがごく普通にあります。

 その中でも特に離婚裁判は、2009.10.13 一般的な離婚手続についてで述べたとおり、日本法のもとでは、いきなり離婚訴訟を提起することはできず、その前に、離婚審判・調停が不調(話し合いがまとまらなかったこと)が前提として必要で、これを調停前置主義といいますが、本件の高嶋政伸さんと美元さんの離婚も調停が不調になったうえでの離婚裁判ですから、お互いの主張が真っ向から食い違っているのは予想できることです。今回、高嶋政伸さんが述べた事実も衝撃的でしたが、離婚裁判では、些細なクセが気に食わないことに始まって、金銭感覚はもちろん(これは高嶋さんも指摘していましたね)、夜の夫婦生活での変●的な性癖の暴露や、興信所に作成してもらった浮気現場の証拠提出など赤裸々な暴露合戦となり、「箸の上げ下げが気に食わない」「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態で、まさに「人生の愁嘆場」「泥の投げあい」とでもいえる訴訟運営が続き、弁護士としても相当神経をすり減らします。

高嶋政伸さんと美元さんのケースは、子がいるわけでも無いので親権者決定の問題もなく、財産分与や慰謝料の問題もない模様なので、離婚裁判としては、裁判所が「この夫婦を離婚させるべきか」を決定するだけの比較的シンプルなケースと言えます。

ただ、美元さんが夫の高嶋政伸さんのDVの録音を提出しながら、婚姻関係の継続を望むなど、不可解な点はあります。美元さんは、以前インタビューで(女優で内田裕也さんの妻の)「樹木希林さんのような妻になりたい」などと言っていましたが、それは不自然で形態で裁判所が認めるとは思えません。やはり、高嶋政伸さんの裕福な経済状態が目当てと裁判所に認定されても仕方ないのでしょうか。

もし、万が一、この裁判で高嶋政伸さんの敗訴が確定したとしても、大体3年くらいの別居が続けば、それを理由に、新たに離婚調停⇒離婚裁判ができます。

どちらにしろ、いつかは高橋政伸さんと美元さんの離婚を認める裁判所の判断が下るでしょう。

 


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